日立グループのコマーシャルで出てくる大きな木を覚えていますか?
「この木なんの木…」という歌い出しが印象的な曲で覚えている方が多いと思います。これは「「日立の樹」というコマーシャルソングですが、この時に出てくるすごく大きな樹が「モンキーポッド/Monky pod」 (学名:Samanea saman)です。
主に南米を中心に分布しています。メキシコ、ペルー、ブラジル等がメインになりますが、熱帯や亜熱帯地方に多く移植されて分布範囲は広がっているようです。名前の由来ですが、猿がこの木の見をよく食べることからモンキーのポッド(豆)という名前がついたという説があります(笑)。本当でしょうか。面白いですね。
ちなみに例のCMで使われた「日立の樹」はハワイ・オアフ島にあるモアナルア・ガーデンの有名なモンキーポッドの大樹のひとつです。なんとこの公園には同じようなモンキーポッドの大樹が何本もあるんだそうです。
ウォールナットの様な褐色と外側の白い部分のツートンが魅力
モンキーポッドを一枚板テーブルで使うときの魅力といえば、このツートンカラーが奇麗に出るところでしょう。外側部分が明るい白っぽいクリーム色で、心材(内側)がウォールナットのような重厚な褐色の色合いになります。木目の比較的ハッキリと濃い色で見られるので重厚な高級感があり、一枚板テーブルとしての存在感のある木目が楽しめます。
モンキーポッドには長方形のダイニングテーブル用天板とは別に輪切り状態にした円形の一枚板テーブルもよく見られます。輪切りなのでサイズも直径100cm以下がほとんどでリビングテーブルや座卓としての用途が多いようです。
モンキーポッドは耐久性の高さとお手頃価格が魅力
モンキーポッドは耐久性の高さも定評があります。家具用だけでなくサラダボウル等の食器類にも使われる耐水性の高さを誇っています。水気に強いというのはダイニングテーブルとしは大きなメリットではないでしょうか。
加えてモンキーポッドは希少な銘木材と比べると、比較的お手頃な価格帯になっていますのでお求めやすいのも魅力のひとつかもしれません。
一枚板テーブルのイベント