ワタリジャパンはシンガポールに本社を持つ世界的規模の皮革ソファメーカー「HTL international」の日本法人です。
中国・イタリア9ヶ所に製造設備を持ち、約8000名の従業員が年間110万台のソファを製造しています。
世界中の一流デザイナーによるデザインからはじまり、革のなめし製造加工、ソファの製造から品質管理、コンテナ単位による出荷まであらゆる工程を自社で行っています。世界11ヶ国にインターナショナルオフィスを持ち「ワタリジャパン」もその一つ。50ヶ国以上1400ヶ所の販売拠点と5000店のショップ展開を行っています。
HTLの自社工場での一貫製造されたソファをコンテナ単位で出荷するため、本格的な高級革張りソファが大変リーズナブルな価格でご提供可能となっています。
今回は、注目の「HTLワタリジャパン大阪ショールーム」をご訪問いたしました。京阪本線「北浜駅」から徒歩2分とアクセスも良好です。店長の木下様にお話を伺いました。
Q:HTLワタリジャパン大阪ショールームのオープンに至る経緯をお話いただけますか。
A:実は、5〜6年前までは大阪にもショールームを持った事務所があったのですが、新たに九州大川にショールームを作った関係で大阪はいらないということで一回閉めていました。しかし、今後のことを考えますとショールームの存在がやはり重要であると、大阪支店のメンバーの意向もあり、再度、大阪ショールームの立ち上げということになりました。
ソファメーカーのショールームですので直接消費者に販売することはありません。ただ、卸しのお客様はもちろんハウジングやコントラクト関係等の新しい顧客獲得の為には、やはりショールームが必要と考えました。
Q:大阪ショールームを初めてご訪問したのですが、眺めが良くて明るいショールームですね。ソファのショールームって暗めのところが多いので意外でした。
A:ご覧の通りロケーションが素晴らしいです。皆様ご来店いただいた時に、商品より先に感心していただいております(笑)。
このビル(北浜一丁目平和ビル)も新しくて建ってから1年以内です。我々が最初に入った形ですね。
昨今はタワーマンション等の高いところにお住まいの方が多くいらっしゃいますので、似合った感じでイメージが湧きやすいのではないかと思います。一般的なショールームというは1〜2階あたりが普通ですが、あえて6階を選んだのは景観の良さと太陽光の明るさで商品がキレイに見えるだろうと考えたわけです。
Q:やはり蛍光灯と太陽光では色の見え方が違って見えますよね。
A:昼間はもちろん明るくてキレイなんですが、実は夕方が大変雰囲気が良くて感じがいいんです。ただ太陽光が入りますので照明が難しいですね。その為、このショールーム限定ですがスポットライトを付けていません。自然光でソファをご覧いただくことを優先したレイアウトになっています。
ワタリジャパンの一押しの革張りソファをご紹介
Q:それでは、ワタリジャパンで人気のあるソファをご紹介いただけますか。
A:東京ショールームでもご紹介していると思いますが、2807という電動カウチソファです。デザイン的にはオーソドックスなフォルムをしていますが、大阪支店としては一番売れています。特に九州で売れていますね。
ワタリジャパンの電動ソファの特徴としては「音が静か」「スピードが速い」という点でしょうか。あとは「後ろ」ですね。背もたれが倒れた時に前にせり出してくるので、後ろに大きなスペースが必要ありません。加えてヘッドレストも可動式になっています。普段はフラットに倒して圧迫感無くお使いになり、テレビ等ご覧になるときに頭を支えるためにヘッドレストを立てるといった使い方が可能です。
ワタリジャパンのソファの特徴としては様々なバリエーションがあることです。
こちらの2807はL字型のカウチタイプですが、普通のフラットな3人掛けソファの組合せも可能で、左右両方とも電動タイプにしたり、手動タイプ、ノーマルのカウチにもできます。サイズも幅の小さいタイプも選べます。加えて、豊富な革の種類が選べます。このクラスのオーダー可能な革張り電動ソファでこの価格帯の商品はまず他社さんにはありません。
次に人気のあるのがこちらの3177です。
東京ショールームにもあります。このソファは圧倒的に新築のお客様の需要が多いです。アールの付いたカウチが特徴の柔らかい印象のラグジュアリーな雰囲気のソファです。ヘッドレストが一部可動式になっていて普段はロータイプのヨーロッパスタイルですね。このソファも豊富なバリエーションがあり、様々な組合せが可能です。
Q:「MUSE/ミューズ」というHTLの別ブランドがありますが、こちらの一押しのソファをご紹介ください。
A:「MUSE/ミューズ」は同じHTLで作っているのですが、別ラインのグループに属するソファでどちらかというとイタリアモダン系になります。一押しはこちらのA0026でクッションに羽毛をふんだんに使い大変座り心地の良いソファです。
私個人としてもこのショールーム展示ソファの中で一番掛け心地が良いと思います。デザイン的にも特徴があって肘掛けと背もたれの中央に本体と同じ皮革製のスリットが入っていて好きなカラーでコンビネーションが作れます。
展示ソファはオーソドックスなクリーム系とブラックのツートンですが、お客様のお選びになるカラーの組合せで全く違った印象のソファのなりますね。そこがまたこのソファの楽しみでもあります。
こちらも同じ「MUSE/ミューズ」のA0034というソファです。ご覧にようにソファを繋げていくことができまして、今は扇型になっていますが反対の逆扇型のタイプもご用意されています。組み合せることでS字型のレイアウトも出来るわけです。カウチタイプもあります。
ワタリジャパンの新しいファブリック(布張り)ソファのご紹介
A:新しくHTLのグループに入った「テラソー/TERASOH」というメーカーのファブリックソファがあります。中国上海にあるHTLの工場内で作られています。日本にも金沢に工場がありましてカバーの一部は日本でも作られています。
こちらもクッションに羽毛が入っていて座り心地が良いということと、背もたれの裏側にアールが付いていて腰回りをサポートするような構造になっています。よりフィットする座り心地が楽しめます。張地も多数のバリエーションがあり、ワタリジャパンの革張りソファと同様にカウチやサイズバリエーションが選べます。内容を考えますとコストパフォーマンスは良いと思います。
Q:最後にワタリジャパンの革のバリエーションについてお聞かせください。
A:一番分かりやすいのは革の厚さですね。簡単に言うとプレスを掛けて伸ばしているか伸ばしていないかの差になります。伸ばしていない方が革の厚みがありますのでグレードも高くなります。単純に言えば倍に伸ばせば倍の大きさになりますからコストが半分になるわけです。
必ず薄いと安いかというとそうではなくて、一部に薄い皮革でも高級なタイプもあります。なめし方が違ったり、表面を違う加工を施しているタイプですね。オイルレザーですとどうしても服に付いたりすることがありますが、こちらは特殊なコーティングでオイルが移らない加工を施してあります。高級タイプの革になりますと手触りも違ってきます。
ありがとうございました。
本日は、駆け足でしたが、オープンしたばかりのHTLワタリジャパン大阪ショールームにお邪魔してお話を伺いました。世界的に有名な「HTL Japan/ワタリジャパン」の高品質でリーズナブルな革張りソファをじっくりと見せて頂くことができました。
ワタリジャパンのソファは全国の有名家具店をはじめとして、インテリアプラスでご紹介する販売会でもご覧になることができます。是非一度、ご覧になってみてください。
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