ニコレッティはイタリアを代表する、革張りソファのトップブランドです。

大らかな存在感と鮮やかな色使いは、まさにイタリアンファニチャーらしく、オリジナルモデルが多いのも特徴です。デザインは、ロレンツォ・ニコレッティ率いる数名のデザインチームが担い、数々の特許を取得しています。ソファ作りのマイスターたちが、厳選した素材を、シンプルで美しい造形へと変身させてゆきます。

ニコレッティのはじまりは1967年にまで遡ります。

イタリア南東部のマテラという街で、ソファやアームチェアの製作をスタートし、長年にわたって信頼と技術を培いました。そして1999年にはトップブランドとして、広大な新工場を設立するまでに至ります。その時点で生産工程を改良し、従業員にとってもやさしく働き心地のよい環境を構築してゆきました。また、環境に配慮したテクノロジーを取り入れることで、自然と寄り添ったもの作りの姿勢も徹底させていったのです。
このように、ブランド自体が作り手を大切にする企業理念に反映するかのごとく、ニコレッティは下請け業者を各国に設けません。すべて国内で企画し、国内で生産をし、国内で品質を監理する、この体勢はゆるぎません。

デザイン大国であるイタリアが毎年開催する、家具見本市のミラノサローネでも大きなブースを構え、本場イタリアの技と美が注目されています。ニコレッティのソファにおいて特筆すべきことは、すべてがハンドメイドであるということです。そのこだわりは、革張りの下にひそむ構造にまで及びます。
日常生活でソファが受けうる衝撃も、当然ひとのからだが及ぼす重みも、ブナ材や松材を使用した木枠構造により、しっかりと支えられています。体重を分散させるために、ポリプロピレンや天然ゴムの伸縮ベルトを格子状に張り巡らすことによって、ベルト一本でなんと70kgほどの重さにも耐えられるのです。ニコレッティのソファは、しっかりとした掛け心地はもちろんのこと、ふくよかな包容力で、快適な時間を与えてくれます。数人掛けに対応した大ぶりなタイプから、日本住宅にもベストな1人掛けや2人掛けタイプなど、数あるデザインからお好きなものと出会えるはずです。常時200種類前後のタイプをストックしており、コンテンポラリーから、モダン、クラシックまで豊富なラインナップが嬉しいですね。

世界中で20年以上愛されているAmbassadorは、ロングセラーモデルとして有名です。

イタリアンライフを彷彿とさせるような、鮮やかなカラーバリエーションもニコレッティならではと言えます。当然、革素材に対する審美眼も相当なものです。
革はイタリア国外から輸入されており、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド産のものが多く使用されています。また、とりわけ品質維持に厳しい規制をもうけているドイツ製の革も多用されているため、日常の酷使にも耐え、日々革がしなやかに艶を帯びてくるたのしみがあると言えるでしょう。
革にはランク付けがあるため、厚さ、シボ、種類などお好みでオーダーすることが可能です。老舗ブランドのニコレッティ製ソファの品質は、ミラノや香港の高級ホテル、ニューヨークの高級デパートなどに取り入れられている実績から伺い知ることができます。憧れのファニチャーデザイン大国が生んだ、ニコレッティのシンプルで美しいソファに、一度からだをあずけてみてはいかがでしょうか。