「シーリー」ならあなたにぴったりの「寝心地」のベッド・マットレスがきっと見つかる！

この度、インテリアプラス取材班は、世界60カ国以上で愛用されるベッド・マットレスのグローバルブランド「シーリー」様の「シーリーベッド東京ショールーム」をご訪問しました。「シーリー」様は心地よい眠りを常に考え、著名な研究者が集結した整形外科諮問委員会との連携によって開発されました。世界の一流ホテルにも選ばれているのはなぜでしょうか？その秘密を探るべく、東京メトロ銀座線「外苑前」駅から2、3分のオシャレで便利なロケーションにあり、ジャズミュージックが流れる空間で寝心地を体感できる「シーリーベッド東京ショールーム」にて、営業企画部部長柴田様と本社営業部主任の中野様よりお話を伺いました。

Q.まずは社名の「SLEEP SELECT（株）スリープセレクト」の成り立ちを、営業企画部部長柴田様より教えて頂けますでしょうか？

A.昭和38年3月愛知県にベッド製造メーカーとして「八天工業株式会社（後の「すずらん工業（株）」）」を設立しました。昭和60年4月に米国のシーリーコーポレッドと技術・業務提携をしまして、製造に関するライセンス契約と日本国内販売権を取得し、昭和62年4月に販売会社を吸収合併し社名が「（株）シーリージャパン」となりました。 そして、平成25年に米国シーリーインターナショナルがテンピュール社と合併し、テンピュール・ シーリーインターナショナルになったため、その翌年日本国内でも事業再編があり同時に屋号を「（株）シーリージャパン」から「（株）スリープセレクト」に変更し新たなスタートを切りました。

Q.では「シーリー」様のベッドとは、どんなベッドでしょうか？他のベッドメーカーとの違いを教えてください。

A.「シーリー」は最初はふんわりと柔らかく、荷重がかかってまいりますと身体の凹凸や体圧に対して反発力を増し体を理想的な寝姿勢に保つため、負荷がかかった部分に対してそれを押し戻そうとする力が働くと言う「ポスチャーテックコイル」を採用しており特許を取得しています。一方で一般的な「ポケットコイル」は一個一個のコイルが独立し、体圧を点でバランスよく支えている商品です。
コイルが独立していますので隣に人が寝ていても負荷がかかりにくい、というメリットがあります。「シーリー」にも「ポケットコイル」を使っている商品はありますが、「ポスチャーテックコイル」は寝ていただくと「ポケットコイル」とはまったく違う感覚をご体感いただけると思います。使われる方々の体格も違えば眠り方も違いますので、「シーリー」としてはよりラインナップを充実させることで、どんな方にでも合うようなマットレスのご提案が出来るのではないかと思っています。

Q.どのような方から「ポスチャーテックコイル」採用のベッドをお問い合わせ頂きますか？

A.グローバルに多くのホテル様へ導入頂いておりまして、そこで体感されて「いつもより凄く眠れた」「普段毎日使っているベッドより、今日のホテルのベッドではぐっすり眠れた」という声をよくお聞きします。それでシーツをめくって調べてみると「Sealy」と書いてあった。「ホテルで利用したベッドなのですが…」とショールームにお問い合わせ頂くこともあります。また、米国ではアジャスタブルベースに対応するような商品が人気で「シーリー」のマットレスでも扱っております。ただ日本ではどうしても“リクライニングベッド＝介護”のイメージが強いですね。ライフスタイルの中でソファベッドのように使って頂いたり、本を読んだり、テレビを観たり、音楽を聞いたり、目覚めにベッドで少し余裕の時間を持って頂く、とか様々なシーンで使って頂けるので、米国では主流のアジャスタブルベッドを皆さんにお薦めしていきたい、と思っています。

Q.「シーリー」様のベッドと言いますと凄く柔らかいイメージがあります。上の詰物の部分にも特徴があるように思うのですが？

A.同じコイルのベースだとしても、身体に触れる部分が受ける柔らかいかどうかは上部の詰物が何層でどのような配置でどういう素材を組み合わせるかによって寝心地自体が変わってくると思います。詰物が何層かどうかよりはお好みにあったものを選択されることが重要です。あたりが柔らかいというのは慣れもあり、数ヶ月使って頂くと身体が馴染んできます。「ふんわりと包み込む優しい寝心地」はその柔らかさの反面で沈み過ぎずることが無いようにコイルの特性をもってきちんと支えているのです。

Q.よく日本人は柔らか過ぎると腰が痛くなるといいますが…。欧米人との違いはあるのでしょうか？

A.よく腰が痛くなるという話は出てきますが、日本人に限らず腰には体重の約44％の荷重がかかりますのでそういうことはあるかもしれませんね。基本的には寝具がその方に合っていないことで正しい寝姿勢を取れないことが考えられます。布団からマットレスに変える方は硬めをお好みになる傾向はあります。柔らかすぎて腰が沈むことはよくありませんが硬すぎても点で荷重が集中しますのでよくありません。
「シーリー」は負荷のかかる腰の部分をよりサポートし、理想の寝姿勢というものを提供しています。

Q.それでは商品のご説明を本社営業部主任の中野様よりお願いいたします。

A.早速ですが、ベッドも人間も中身が大事！（笑）
「シーリー」は他のメーカーさんと何が違うかと言えば荷重が増えるにつれて反発力が増大するメカニズムです。一般のコイルは押すとどんどん下まで行ってしまいますが、「シーリー」のコイルはある一定のところまでいくと硬くなって途中から下にいかなくなります。なぜこのスプリングがいいか。人間の体の重さ44％は真ん中なのでただ柔らかいだけのベッドだと身体が画像2のようになります。腰に起きている現象は、筋肉が引っ張られ緊張状態になり血管にも圧力がかかるので良くない。「シーリー」は重い所は反発力で返す性質があり、一番良い状態の寝姿勢が保持しやすいスプリングとなっています。
ラインナップとしては、並行配列＝標準的な硬さ。交互配列＝互い違いに入ることで密になり硬くなる。一番最高峰に属す「クラウンジュエル」、スプリングの話だけでいうと、ステージ1がシナーフレックス、点で支えるので一番柔らかい。中間セクションのステージ2は普通の硬さ。基礎にあたるステージ3は一番硬い。押して頂くと最初は柔らかくてさらに押していくと硬い。私は「寝る人を選ばないレストコイル」と呼んでいて、一つのスプリングに3つの硬さ、全ての硬さが入ってます！

「並行配列」「交互配列」「寝る人を選ばないレストコイル」の3種類のスプリング×3種類の上物の違いだけで構成され、基本的には9種類です。具体な違いは､マチが1本の硬めが特徴のもの、グレードアップした「ピロートップ」というマチが2本で標準的な硬さのもの。薄手の布団を縫い付けたイメージでホテルで多いタイプですとこれです。人間は良いベッドに寝ると20回～30回の寝返りを打つのが適正回数と言われてます。横寝の時間のとき面積が半分になり倍の負荷がかかるので、肩などがソフトに捉えられやすいように考えています。これでもごく稀に痛いという方のために、「ユーロピロートップ」があり「ピロートップ」より分厚く一番ソフトとなるものです。

Q.具体的な商品名をいくつか教えていただけますでしょうか？

A.まず満足度が一番高い「クラウンジュエル」の中の「エメラルド」。「クラウンジュエルシリーズ」のマットレスは真ん中（腰の部分）が膨らんでいて腰をサポートするための機能がついている形状であたりも柔らかいです。ホテルで寝ました、ホテルをチェックアウトする時にシーツを剥いで（笑）みて同じようなベッドが欲しいとおっしゃる方は「エメラルド」が一番ご注文が多いです。あとは硬めが好きなんだよ、という方には「チタンコレクションシリーズ」。その中の「ロンド」、そして「エバンス」です。交互配列のスプリングなのでベースは硬いですが、ユーロトップで厚めなので寝て頂けばわかる。ただ硬いだけじゃないです！人気でよくご注文を受けます。あとは並行配列のラインでよくご注文頂く「TT」というもので、10万円以内で手に入る「シーリー」でカタログ掲載の中ではこの商品だけです。20代の方とか「シーリー」をお手軽価格に買いたいという方に多いです。この商品のみ特注サイズが対応可能でキングサイズの1枚ものとか、ロングのサイズが出来るのでよくご注文があります。

クラウン ジュエル「エメラルド」

チタンコレクション「ロンド」

エッセンシャルズ　TT

詳しく教えて頂きましてありがとうございました。

ベッド・マットレスのグローバルブランド「シーリー」様の東京ショールームにお伺いしました。特に、特許を取られた独自のコイル「ポスチャーテックコイル」の寝心地が、寝る人を選ばず世界60カ国以上で愛用されるベッド・マットレスの秘密だったんですね。3種類のスプリング×3種類の上物の違い＝9種類から自分に合う寝心地のベッド・マットレスを探せることに、すべての寝心地を体感したい！と思いました。
「シーリーベッド東京ショールーム」では様々なイベントを開催しているそうです。有名人気俳優がご来店されイベントを行ったり、ヨガを開催したり…。また眠りのコンサートを開催し、ショールームのベッドに寝て音楽を聞いて眠りについて頂いて、コンサート終了後に寝心地の体験の感想をお聞きしたりというようなことをしていらっしゃるそうです。
　インテリアプラスでも「シーリー」様の販売会イベントをご紹介しております。是非一度お申し込みいただき、ベッ ド・マットレスの寝心地をご体感いただければと思います。