今年も「猛暑」!! 熱帯夜をどう乗り越える?
今年は長~い梅雨がやっと終わったと思ったら、ハイ「猛暑」!! 「猛暑日」の言葉が使われたのは2007年から。35℃以上の日を猛暑日と言います。もう10年以上前から年々暑くなってきているんですね。毎日の天気予報で熱中症レベルを表していますがほとんど危険レベル! 日中の蒸し暑さは災害レベル!アスファルトの道路は熱気で靴を履いていても熱さがじわじわと上がってきます。来年は待ちに待った東京オリンピックですね! マラソンコースのアスファルトは特殊塗料で太陽光を反射するように対策されているらしいのですが…。是非すべての道路に特殊塗料で塗装をお願いしたいものです。
皆様はこまめに水分・塩分補給をしたり、爆発的に売れているハンディーファンや扇子、日傘等で涼んで気を付けているとは思いますが、熱中症で病院に運ばれてしまう方もいらっしゃいます。そこまでではなくても知らぬまの熱中症・熱疲労になっていることもあると注意喚起されています。水分補給とはいっても水のがぶ飲みは危険なのでやめてくださいね。1時間に100cc位がメドだそうです。しかし、お茶やコーヒーには利尿作用があるので水分補給には向いていないかもしれません。熱中症予防には牛乳を飲むのが有効だと聞きました。毎朝出かける前にはコップ一杯の牛乳が必須かも!?
そして毎日寝苦しい「熱帯夜」。夕方から翌朝までの最低気温が25℃以上になる夜のことを「熱帯夜」といい、連日睡眠不足になってしまっている方も多いと思います。熱帯夜には数年前からは夜も冷房をつけて寝るように推奨されていますが、温度設定が難しく風邪を引いてしまう場合も。最近では扇風機をうまく使い冷房との併用が良いとされています。足元に扇風機を置いて足に風をあてるようにすると寝やすいとも言われています。
冷房や扇風機、洋服などで暑さ対策するのはもちろんですが、お部屋の暑さを少しでも緩和するために家具のレイアウトを変えたり、テーマに沿って家具を買い替えたり…、家具インテリアを考えてみましょう。
夏を涼しく過ごすために、家具インテリアづくりのオススメポイント!
1.家具の配置に一工夫!
マンションや戸建てでも日当たりの良い外に面している壁はありますか?、直射日光や熱気で外との温度差が影響し、壁面はかなり熱くなり湿気が溜まりやすくなるそうです。壁際に家具を置く場合は、壁にぴったりと付けずに少し隙間を開けるようにすると家具の痛み防止やカビ対策にもなります。
2.ファッションと同様、インテリアもカラーコーディネートが大切!
カラーによって感じる暑さは違うんですね。視覚から入ってくるカラーによって、体感温度は-3℃くらい変化するそうです。無彩色の白や、寒冷色系の青、青緑、青紫などは、涼しげに見せる、感じさせるカラーなので気分も爽快に。ぜひオススメいたします。
3.カーテン・レースカーテンは機能が備わったものにアップグレードしましょう!
特に夏は、UVカット機能、断熱機能が備わったカーテン・レースカーテンがオススメです。直射日光による室温の上昇はかなりなもの。それを抑えたり、家具やフローリング、カーペットなどの紫外線による日焼けや色褪せから守ることができます。
4.布張りソファは晴れた日に陰干しがオススメ!
布製のソファは水や油、汚れに弱いというデメリットがあり、特に夏は汗がついてしまうこともありますよね。湿気が含みやすくダニや細菌の温床になってしまうことも。お掃除はこマメにして、カバーリングしている場合は洗濯が効果的です。ソファ本体からクッションを取り外せる場合には、晴れた日に陰干しをして湿気を取り除き劣化を予防しましょう。
5.ベッドは、窓際から離しましょう。
窓際にベッドがあると太陽光で自然と目が覚めやすいというメリットがありますが、真夏は断熱カーテン等で対策をしていても猛暑の日中の熱気はかなり凄いことに。寝苦しさも倍増してしまいます。実は室内に入ってくる熱気の割合は窓からが70%以上なんです。間取りの問題もありますがベッドの配置には気を付けましょう。シーツやベッドパッドは涼感タイプがオススメです。
家具をテーマに沿ったコーディネートに買い替えるのも手!
寝やすいベッドに買い替えたり、寝具を高機能の夏仕様に変えたり、色々工夫が必要です。
家具インテリアをテーマに沿って買い替えの提案をしてみましょう。
- 籐素材の家具で南国風。(南国の乾いたさわやかな風を感じるかも)
- ホワイト家具で揃えてモダンに。(クールな雰囲気で体感も涼しく)
- モロッカン家具で異国情緒を満喫。(異国に思いを寄せて)
- 北欧家具(北欧の涼しさに浸ってみましょう)
- カントリー風家具(涼しい田舎暮らしを体感)等
外はまだまだ暑いこの時期。冷房の効いたお部屋で家具インテリアのイメージを膨らますのも楽しいかもしれませんね。