日本は住宅が狭いので、ドレッサーを置くと部屋がいっぱいになってしまいます。
特に新婚さんなどまだ経済的にそれほどゆとりがないような世代が、ワンルームや1Kのようなアパートにドレッサーを置くとアウトです。アウトにならないように、多くの女性は洗面代を利用したり、大きな鏡を立て掛けたりして代用しているのです。とは言え、
最近のドレッサーは縦長で機能的なタイプも多いです。大塚家具などのショールームをのぞいてみても、場所をとらないタイプもたくさん売り出されています。そうした状況を踏まえた上であえて言いますが、どうせドレッサーを買うなら、昔ながらのしっかりとした3面のドレッサーを選んでください。
ドレッサーに三面鏡がある理由
ところで女性の皆さん、ドレッサーに三面鏡がある理由をご存じですか? 別に横顔や髪型のサイドをチェックしたいなら、首をひねって横目でチェックすれば済むはずです。何も大げさに鏡を3面も用意する必要は、全くないような気がするのですが、いかがでしょうか? モデルやタレントなどのメイクルームも、別に三面になっているわけではありません。何か3面も必要ないように思えるかもしれませんが、実はすごく重要なのです。
ドレッサーに鏡が3面ある理由は、左右のバランスを同時に確認するためにあります。例えばチークを付けたとします。首をひねって正面の鏡でチークの付き具合を確かめられますが、あくまでも片方ずつしか確かめられません。メイクはバランスが大事です。左右同じ位置に、同じ濃さでチークがあるかを確かめるためには、同時に左右をチェックできなければいけないのです。
プロのメイクアップアーティストに化粧をしてもらうときは、メイクアップアーティストが客観的な視点でチェックしてくれます。しかし、自分1人でメイクをするときには、三面鏡がなければ同時にチェックできないのです。
どうせ買うなら、三面鏡のあるドレッサーを!
ドレッサーは安い買い物ではありませんし、部屋に置けばかなりの場所をとるので、誰でも買えるわけではありません。洗面台で済ませたり、鏡を窓際に置いてメークをしたりする女性が、現代は主流と言っても過言ではありません。中には自動車のバックミラーでメークをする女性も居るくらいです。そうした現状がある中でも、あえてドレッサーを買おうと思うなら、三面鏡のしっかりとしたタイプを買ってください。三面鏡と姿見が合体したようなドレッサーや、収納が細かく仕切られているドレッサーなど、今はいろいろとあります。
ドレッサーを買うならちゃんとしたドレッサーを
以上が合言葉です。
お店も家具の量販店ではなく、大塚家具のように一生ものの家具を取り扱っている場所で買うといいです。自分だけでなく娘さんなど後世にも引き継いでもらえます。